母親学級と家族に知ってほしいこと

母親学級と家族に知ってほしいこと

母親学級

当院は母親学級に力を入れております。妊婦さん自身の妊娠や お産についての知識の向上は素敵なお産のために必要なことです。時間を作って受講することをお勧めします。

現在、新型コロナウイルス感染症対策により休講中(第3コースを除く)

母親学級を動画で配信中

第1コース1回目の妊婦検診以降20週くらいまで

講師
産婦人科ドクター・助産師・栄養士
開講日
第1水曜日 13:00~15:00
  1. 1妊娠知識
  2. 2妊娠中の異常
  3. 3妊娠中の過ごし方
  4. 4妊婦の栄養
  5. 5妊婦の運動

第2コース28週以降

講師
産婦人科ドクター・助産師
予約制
40名まで
開講日
第2水曜・金曜日 13:00~15:00
  1. 1分娩の経過
  2. 2入院の時期妊娠知識

第3コース:ソフロロジー教室20週以降

講師
助産師
予約制
5名まで
開講日
毎週水曜日 13:00~14:30/15:00~16:30
info
第3コースは運動しやすい衣服で!お子様の同伴はご遠慮ください

第4コース32週以降

講師
小児科ドクター・助産師
開講日
第4木曜日 13:00~15:00
  1. 1新生児について
  2. 2ワクチンの予防接種について
  3. 3入院の準備
  4. 4ベビー用品
ソフロロジーとは?
ポジティブにお産を考える出産スタイルです。陣痛は赤ちゃんを産み出すための大事なエネルギー。痛みに抵抗したり押さえつけたりせず、あるがままに受け入れて乗り切ることでお産の不安や恐怖心は消え、痛み自体も軽く感じられるようになるのです。また、妊娠中から赤ちゃんをイメージすることで母性がより強く育まれます。 ソフロロジーは「出産の痛みを喜びに変える」という発想の自立分娩法です。
ソフロロジーってどんなことをするの?
まずはリラックスの感覚を知ることが大切です。陣痛を前向き思考に発想転換するためにはエクササイズやイメージトレーニング、呼吸法の練習などが有効です。これにより妊婦さん自身が精神をコントロールし、陣痛を平静に乗り切ることができるようになります。

慶愛病院オリジナル冊子
「サポートブック」

プレゼント

慶愛病院で分娩をご予約いただくと、全員に「妊娠・出産・育児サポートブック」をお渡ししています。

サポートブックは、平成28年に慶愛病院のスタッフが作成した完全オリジナル冊子で、1年に1回のペースで改訂を行っています。
約140ページにわたり「妊娠中~出産準備~入院中の生活~赤ちゃんについて~退院後の生活~産後ケア」までを詳細に掲載しています。

妊婦健診・母親学級・入院の時には、サポートブックをご持参いただいております。

妊娠中の家族のサポート家族に知ってほしいこと

ご懐妊おめでとうございます。家族が増える嬉しさはひとしおではないでしょうか。

妊娠は女性の心と体に大きな変化を起こします。
特に妊娠の初期は、つわり、倦怠感、眠気、イライラ、不安感など、目に見えにくい部分の変化が多く、その大変さを理解してもらえないことがあります。
家族や周囲の人がその変化を理解してくれることは、ママにとって大きな力添えになることでしょう。

家族のサポートの参考例

妊娠全期間

  • 重い荷物を持ってあげる
  • 家事を分担する.
  • 上の子供の面倒をみる
  • タバコやお酒を控える(特にタバコは胎児に直接悪影響を与えます)
  • 母親学級に一緒に参加し、正しい知識を身につける
  • 妊娠中の性生活は、特に異常がない限りさしつかえありませんが、ママの気持ちを尊重してあげましょう
  • 妊娠健診に付添ったり、健診の様子を聞く

妊娠初期妊娠15週まで

ポイントつわり症状があったり、ホルモンによる気持ちの変化が激しい時期

  • 妊娠による心身の変化を理解し、気遣いの言葉をかける

妊娠中期妊娠16~27週まで

ポイントつわりがおさまり食欲が出てくる。胎動を感じたりお腹が大きくなってきて、赤ちゃんの成長を実感できる時期

  • 赤ちゃん用品の買いものに一緒に行く
  • お腹の赤ちゃんに話しかけたり、一緒に胎動を感じたりする

妊娠後期妊娠28週~出産まで

ポイントお腹が大きくなり動作が緩慢になったり、心臓への負担が増えて動悸や息切れをしやすい時期

ポイント膀胱が圧迫されトイレが近くなったり、腰や背中、足の付け根が痛くなったりする時期

  • 睡眠や休息が充分とれるように積極的に家事を分担する(高い所のものを取る、掃除機をかける、布団の上げ下ろし、お風呂掃除など)
  • 腰痛などがある時は、マッサージをしてあげる
  • 入院中の育児、産後の生活について相談しておく
  • その日の行動や居場所を知らせ、帰宅が遅くなりそうな時には連絡する
  • 入院の準備物品、必要な書類や物品を一緒に確認する
  • バースプランを一緒に考える
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あくまでも参考例です。それぞれの家庭に合ったサポートを考えてみてください。
ご家族からの「何かしようか?」、ママからの「お願いできる?」の言葉を忘れずに